2005年10月25日(火)
プレーオフについて考えてみました。
現行のプレーオフについては賛否両論いろいろありますよね。
今年、もし5割に満たない3位の西武が優勝していたら、
ルールなんだからしょうがないとしても、必ず不満を言う人達が出てきたことでしょう。
ということで、現在の12球団で出来る、なるべく不満の少ないプレーオフ制度について考えてみました。

まず、下のように12球団を4チームずつ東・中・西の3つに分けます。
(っていうかこれが最大の難関だけどね。)
東地区 中地区 西地区
1 日本ハム 1 巨人 1 オリックス
2 楽天 2 ヤクルト 2 阪神
3 西武 3 横浜 3 広島
4 ロッテ 4 中日 4 ソフトバンク


同一地区の3チーム20試合ずつ計60試合
交流戦で他地区の8チーム10試合ずつ(3連戦×2、2連戦×2)計80試合
合計140試合で優勝を争います。

そしてそれぞれの地区で優勝した3チームと、2位の中で勝率が一番高い1チーム(ワイルドカード)を加えて4チームでプレーオフを行います。

1
日本シリーズ
7回戦
5回戦 5回戦
地区優勝した中で ワイルドカード 地区優勝した中で 地区優勝した中で
勝率1位のチーム (最高勝率2位球団) 勝率2位のチーム 勝率3位のチーム
ホームゲーム ホームゲーム


このように優勝チームを増やすことにより、プレーオフに出場した4チームのどこが日本一になってもほとんど不満は出ないと思うんです。
さらに、この方式だと今年のホークスのように、プレーオフ第一ステージを2位と3位が争っている間、1位チームが試合から遠ざかり、感覚が鈍るというハンデもありませんし、ワイルドカード争いに全ての地区が参加できますから、消化試合も少なくなると思うんです。

まあこの方式は、現在のセ・パ2リーグ制を東・中・西の3地区制にするという大前提がありますから、少し現実味に欠けるとは思いますが、急に思いついたので一応書かせていただきました。
軽い気持ちで読んでくださいまし。


2005年10月9日(日)
ロッテは強かった

昨日が1-2、今日が1-3と、数字上は接戦でしたが、内容は今シーズンの西武とロッテのゲーム差、『18.5』がそのまま現れた二試合だったと思います。

なんといってもロッテは守備がいい!
特に三遊間。
今江選手西岡選手小坂選手
この三人の好守がどれだけピッチャーを助けたことか。

一方のライオンズは守備のミスから失点してしまう・・・という対象的な両チームでした。

また、ライオンズは得点がソロホームラン2本だけ。チャンスにあと一本が出ない。
逆にロッテはチャンスに打線が繋がり、連打で得点するという、お互いにシーズン中の野球がそのまま出たプレーオフでした。

これだけチーム力に差があれば、負けても諦めがつきます。
今のロッテなら、ソフトバンクと互角もしくはそれ以上の戦いが出来るでしょう。

第二ステージでは歴史に残るような白熱した試合展開を期待したいと思います。


最後に、今日でライオンズの2005年は終了しました。
このサイトを訪れてくださった皆様、BBSの方に書込みをしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

河原さんは結局今年はプレーオフで投げることが出来ませんでしたが、来年はぜひプレーオフそして日本シリーズでの登板を実現させて欲しいです。
ケガの状況がわかりませんが、11月23日に行われる「ファン感謝の集い」では、きっと元気な姿を見せてくれることでしょう。

来年は河原投手が大活躍する年になるように、また皆さんで一緒に応援して行きましょう!


2005年10月8日(土)
記録はヒット。でもエラー。
プレーオフ第一ステージ 第一戦
西武1-2ロッテ

5回裏、ロッテ
今江選手の打席、なんでもないショートゴロをナカジがボールを握り直したためセーフに。
記録はヒットでしたが、どうみてもエラーでしょう、あれは。
その後満塁から犠牲フライで同点に追いつかれて、
松坂投手自責点1が。
ピッチャーがかわいそすぎます。
記録員はもう少し勉強しましょう!(
って伊原さんもおっしゃってました。

しかも次の6回表、ロッテのショート、
西岡選手三者連続ファインプレー
三人全員がそういう際どい所に打つのも凄いことですが、それを見事にさばききる西岡選手はもっと凄い!
あれで完全に流れがロッテに行ってしまいました。


8回の
三井投手投入、松坂投手も140球を超えてましたし、あれはいたしかたないでしょう。
先発ではダメでしたけど、中継ぎでは結果を残してましたから。
期待して見てたんですが、3連打で勝ち越しを許してしまいます。
ちょっとコントロールが甘かったかな。
でもその後出てきた
正津投手が見事に連続三振で後続を仕留めました。

そしてシーズン終盤恒例化してきていた最終回の悪あがき・・・、いや大反撃、今日もライオンズ劇場が開演しました。
1アウト後、2連打で一・二塁。
見ているこちらも興奮度MAXだったんですが、結果は最悪のダブルプレー。
一度期待しているだけに、落胆の度合いも数倍です・・・(T_T)


明日の予告先発は
西口投手小林宏之投手
もう西武は二連勝しなければなりません。
なんとしても
西口投手に頑張ってもらって、第二ステージ進出に逆王手をかけてもらいましょう。



2005年10月1日(土)
カブレラの骨折
サンスポより。

まあ帰国して検査という段階で、怪しいなとは思っていましたが。
プレーオフどころか、もし西武が日本シリーズに進出出来た場合も
カブレラ抜きで戦わなければならないという最悪な状況です。
選手生命に関わるようなケガではないことを祈ります。


ところで、『
左手有鉤骨(ゆうこうこつ)骨折』といえば、
忘れられない選手が。

次期読売巨人軍監督候補・
原辰徳氏です。

1986年9月24日、巨人対広島、9回裏二死1塁。
広島の炎のストッパー・
津田恒美の渾身のストレートをファールした際に、
左手の有鉤骨を骨折してしまいました。

この骨折以来、本来のバッティングができなくなった
と、 原氏本人が、引退後に語っているそうです。

確かにこの年の本塁打数(36本)が自己最高で、そこから徐々に減っていきます。
巨人の4番で300本以上の本塁打というのは凄いと思いますが、もしあのケガが無かったら、もっと凄い記録を残していたかもしれません。



最後に、原氏を骨折させるほどの威力を持ったストレートを投げた
津田恒美(後に恒実)投手といえば、この言葉が思い出されます。

『弱気は最大の敵』

気は優しくて力持ち、そんな津田投手は、ピンチに立つとどうしても気の弱さが出てしまう。
そんな時、いつもこの言葉を思い出しては、自らを奮い立たせていました。

そんな彼は、現役中に脳腫瘍を患ってしまうのですが、病床でもこの言葉が書かれたボールを肌身離さず持って、病に気で負けないように頑張っていたそうです。

残念ながら32歳という若さでこの世を去ってしまいましたが、その生き様は、いつまでも後世に語り継がれる、名投手でした。


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